息子の推し活応援、佐渡ヶ島 思い出し旅行記の続きです。
佐渡ヶ島の観光スポット
お腹も満たされたところで、佐渡金山へ向かいます
道すがら、推し『けえ【島育ち】さん』のYouTubeに出てくるお店をチラリ。聖地巡礼しながら向かいます。
- マックハウスマックハウス佐渡店。ただの(といっては失礼ですが笑)衣料品店です。
- いごねりの早助屋
史跡 佐渡金山
江戸時代から平成まで、約400年もの間、金や銀を産出した佐渡金山。
佐渡ヶ島旅行メインイベントの地に到着です!
入場券をもらい、「金色でかっこいい…!!」と息子。
金を掘る様子がジオラマ(音声付き)で見られます。江戸時代のいわゆるホームレスなどが働き手として、江戸から佐渡に連れて来られたのだとか。ライトで照らされていても薄暗い坑内。当時はもっと暗かっただろうし、大変だったことでしょう。
坑道内は夏なのに、ひんやり。猛暑日にはうってつけの避暑地です。
推し活仲間『ガシマー』に出会いました
佐渡金山でチケットを買う列で、前に並ぶファミリーの男の子もアイラブ佐渡Tシャツを着ていることにいち早く気づいた息子。推し活仲間、『ガシマー』です。
「話しかけたい…」と、シャイボーイには珍しい発言。ジオラマそっちのけで、前のファミリーに必死に着いて行ってはモジモジ…
すると、ガシマーくんとママが親切にも話しかけてくれました。息子も、すかさず昨日買った『佐渡金山小判飴』をプレゼントします。
仲良く『道遊の割戸』前で佐渡ヶ島ポーズを決める2人。推し活で息子の新たな世界が広がったのでした。ありがとう、ガシマーくん。
金塊チャレンジ
金塊取り出し30秒チャレンジ。家族みんなで挑戦。私、手首が折れたかと思いました。手首を犠牲にしてでもこの金塊は欲しい!ですが、取り出せた者が貰えるのは金色の記念カード。
しかも、2024年4月22日から金塊チャレンジ中止になったんですね…。金価格高騰の影響だって。
坑道の地下水を排水するための水上輪(アルキメデスポンプ。回すだけで、下にある水が上がってくるから不思議。当時の最先端技術が駆使されてたんだなぁ。
外に出たら暑いので、金箔ソフトクリームをいただきます。
余談ですが…佐渡金山を訪れた後、なんとなく金に親近感(?)がわいて、純金積立始めました笑
佐渡金山を後にして、島内ドライブ&聖地巡礼は続きます。
北沢浮遊選鉱場
浮遊選鉱場は、これまた当時の最先端技術を用いていて、金鉱石の石部分は親水性、金属部分は疎水性であるという性質を利用して、水と油の溶液に金鉱石の粉を混ぜたら、あら不思議、水は沈んで金が浮いてくる✨という感じで金を取り出していたみたい。
ここは私が訪れたかった、映えスポット『佐渡ヶ島のラピュタ』この日は天気も良くて、空の青とのコントラストがキレイでした!
涼しければ、ここでボーっと半日ぐらい過ごしたいです。
弁慶のはさみ岩
アイスクリームのようなおもしろ岩。島一番の力持ち『佐渡弁慶』が投げたらはさまったらしい。お寿司屋さんの名前の由来はこの『佐渡弁慶』さんだったのね。
あめやの桟橋(佐和田海水浴桟橋)
ここは、『けえ【島育ち】さん』が2023年8月にチャンネル登録者数31.0万人達成の瞬間を迎えた場所。私たちが佐渡ヶ島旅行に行くちょっと前の出来事だったので、せっかくだからと聖地巡礼スポットに追加しました。
それを抜きにしても、ここは絶景。夕暮れが近くなってきてエモかったです。そして、佐渡ヶ島は本当に海がきれい。次に来るなら、シュノーケリングや海水浴、キャンプがしたいな、と思ったのでした。
たくさん回って満足したので、加茂湖畔の宿に向かいます。
佐渡ヶ島のホテル・旅館
『湖畔の宿 吉田家』に宿泊
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両津港のほど近く、加茂湖のほとりに建つ、歴史ある旅館です。
宿に着いたら、買ってきた『トキ牛乳』を飲みながらYouTubeを見始める息子。今回の旅では水と牛乳ばかり。全くジュースを飲みたがりません。ありがとう、『けえ【島育ち】さん』
夕食にはカニが。真剣に食べます。美味しかったなぁ。
推し活応援的、宿の選び方
湖畔の宿 吉田家はリーズナブルでごはんも美味しく、朝のレイクビューがキレイなお宿。
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佐渡ヶ島の西側、サンセットオーシャンビューが楽しめるお宿はラグジュアリーで泊まってみたいなぁ。
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今回の佐渡ヶ島は推し活応援旅なので、私の贅沢願望は却下でした(笑)
ただ、推し活応援旅なら、『佐渡おけさが見られる・踊れる宿』を選ぶと楽しさ(&子供の喜び)は倍増すると思われます。
湖畔の宿 吉田家はホームページに「佐渡おけさ あります」と書いてあったものの、どうやらコロナ禍で廃止されてしまったみたい…予定時刻にロビーに行き、しばらく1人で踊り、そして開催されないことを悟りました…。その後、母さん責められました。
佐渡おけさが見られる宿
- ホテル吾妻HOTEL AZUMA(ホテル吾妻)
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オーシャンビューと佐渡おけさ体験の両方が楽しめるなんて…ここに泊まるべきだったか!私の贅沢願望も叶えられるし。
- ホテル万長
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- 八幡館
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3日目。
旅の最終日は朝から佐渡ヶ島の下の方、たらい舟が有名な小木・宿根木エリアへ。
たらい舟とは?
大きな、木の『たらい』の舟。温泉の湯おけ(洗面器)や寿司桶に乗って、長いしゃもじで漕いでる感じ笑
明治時代に考案され、洗濯桶に改良を重ねて、現在のたらい舟になったと言われています。小船より安定感があり、小回りが利いて自由に操作できるように考案されたのが始まりで、サザエやアワビなどを獲るのに使用されたのだって。
たらい舟に乗れるところは何か所かあり、まずはこちらに行ってみました。
たらい舟 力屋観光汽船
ここは、けえ【島育ち】さんとYouTubeでコラボしている『たらい舟ガールズ』がいるところ。
アイラブ佐渡Tシャツは宿で手洗いして乾かし、今日も着ます。違う服の着替え持ってたのに、「洗って!」と宿で言われた笑
優しいお姉さんがたらい舟を漕いでくれたり、漕ぎ方を教えてくれます。けえさんのこともたくさん話してくれるので、息子、大喜び。
写真とサインも飾ってありました。
ちなみに、たらい舟を漕ぐのは結構難しい。お姉さんがしゃもじみたいなのをくねくねするとゆっくり前に進みますが、私たちがやっても、ただくねくねするだけ…さすが『たらい舟ガールズ』、手練です。
矢島・経島
続いて向かったのは矢島・経島。小島を繋ぐ紅い橋が空と海に映えてキレイです。海の透明度も高い。
そして私たち、ここでもたらい舟に乗ります笑
矢島経島の漕ぎ手さんは年齢層高め。優しいおじいちゃんおばあちゃんたちでした。
矢島経島のたらい舟の特長は、『グラスボートたらい舟』なこと。海がとても透明なので、たらい舟のそこをのぞくと、魚を見ることができます。ここでも多種類の鯛を見ることができました。回転寿司で食べたやつね。
先ほどの力屋観光汽船のたらい舟は推し活的にオススメですが、矢島・経島のたらい舟は景色を楽しみながら乗れるので、大人の私はこちらがオススメ。
旅も終盤。両津港へ戻る方向へ。
カフェ しまふうみ
ランチは カフェしまふうみでいただきます。
海沿いに建つベーカリーカフェ。
景色がとても良くて開放的なテラスがあります。
佐渡の食材を使ったメニューはどれも美味しそう。
私たちはこちらをいただきました。
へんじんもっこウィンナーのホットドッグ
「佐渡ヶ島ではソーセージのことをどうやら『へんじんもっこ』と呼ぶらしい」と思っていたのですが、それは間違いで、佐渡弁で『頑固者』という意味の『へんじんもっこ』を店名にした本格ソーセージ屋さんのことでした。
本場ドイツ仕込みのソーセージがジューシーで美味しいです。
チーズトースト
チーズが佐渡ヶ島の形!という理由だけで頼みました。でもさすがベーカリーカフェ。厚めの食パンととろけたチーズが合う!
中央の佐渡ヶ島部分は息子に奪われました
しまふうみに来た理由
推しのけえ【島育ち】さんが1日店長をしていて、「ここも絶対に行きたい!」と。
息子は佐渡ヶ島ネタのショート動画で笑い、母はこういう動画で青年の優しさに感動するという楽しみ方です(笑)
ちなみに後日談ですが…最近、東京で開催されたイベントに連れて行ってあげようとしたら、「恥ずかしいから会いには行けない」と断られました(笑)大好きなのにシャイ(笑)
トキとサドッキーに会えるトキの森公園
『トキは絶滅危惧種』と教えられて育ったアラフォー。トキに会えるのを楽しみに、トキの森公園へ。
そこで知った事実。トキ、絶滅済み…。
どうやら2003年に最後の国産トキが死んでしまい、絶滅危惧種は絶滅種になってしまったらしい。
しかし、日中友好の証として贈られたトキの繁殖と放鳥に成功し、今は480羽ほどにまで増えて、絶滅の危険性が見直されてワンランク下がったそう。
そのための地元の方の努力が並々ならないのです。
やっぱ田舎の田園風景って大切に受け継いでいかないといけないんだわ。ついつい便利さを求めがちですけど。
トキの森公園のスタッフさんも、地元のおじちゃんおばちゃん、おじいちゃんおばあちゃんて感じで、トキたちはわが子のように、見に来るちびっ子たちは孫のように、温かく微笑みかけてくれます。ほっこり。
羽ばたく鶴ならぬ、ぱたぱたトキをくれました。
トキとサドッキー
トキの森公園の中でトキが飼育されているのを見ることができます。
さて、この写真の中にトキがいます。どこでしょう…(笑)
そして推し活息子のお目当ては佐渡ヶ島のゆるキャラ『サドッキー』に会うこと。
公園に入ったところで、早速出迎えてくれます。息子、うれしそう。
しかしこれ、着ぐるみ(人入り)。いちおう日陰にいますが、この日はとにかく暑くて、中の人の労働環境を心配してしまいます。
施設内(室内)にもサドッキー。こちらは大きな人形。空調が効いている室内に着ぐるみの人を配置してあげたらいいのに…と、勝手に心配するのでした。
楽しかった佐渡ヶ島旅
というわけで、佐渡ヶ島は親子で大満足の旅となりました。
推しがいることで、いつもは興味を示さない観光への積極性や、新しい食べ物へのチャレンジ、お友達作りなど息子に成長が見られた旅。
佐渡ヶ島を親子でもっと楽しむために、子供を佐渡ヶ島ファンにするのはアリなのでは!
後日、『楽しかった佐渡ヶ島の思い出』を表現したレゴ作品。『グラスボートたらい舟』。息子作。
次に行くなら、サンセットが見えるホテルに泊まってのんびりして、シュノーケリングなどを楽しみたいです。 ここに泊まりたい。
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