仙台旅行3日目。お世話になったコンフォートホテルに別れを告げ、最終日の宿泊先、ウェスティンホテル仙台へ。
…と言っても、駅の反対側へ移動するだけです(笑)

仙台旅行記①はこちらから↓

仙台門松がお出迎え

お正月の仙台。門松やしめ縄飾りをあちこちで見かけました。中でも、門松が立派なのが印象的です。
調べてみると、この『仙台門松』は伊達政宗が仙台藩主だった頃から、仙台藩の武家屋敷などに飾られていたそう。時代とともに見られなくなっていたのが、東日本大震災をきっかけに2013年頃から復元の動きがあり、今ではより多くの場所で見られるようになったのだとか。
各地のお正月文化の違いを感じる年末年始旅、面白いです。
伊達政宗ゆかりの地巡り
この日は仙台市内で伊達氏17代当主、伊達政宗公にまつわる観光スポットを回ることに。
旅行で新しい土地に行く度に「学生時代にもっと歴史を勉強しておくべきだった…」と思わずにはいられません。
仙台城跡
仙台市内を見渡せる高台に立っていた仙台城。リーダーにとって、『俯瞰して見る』ことって大事なんだろうなぁ。

青天に、伊達政宗像。この像を見て、夫がつぶやきました。
「独眼竜政宗やのに、両目あるやん」
伊達政宗は幼少期に天然痘という病気をわずらって右目を失明。。でもご本人の希望で肖像画や像は両目で作られているのだとか。
眼帯のイメージは昭和の映画や大河ドラマからなんだって〜。

護国神社で初詣
仙台城の本丸跡に建てられた神社。伊達政宗公を祀っているわけではないみたい。

3人でおみくじを引きました。いろいろな種類のおみくじがあり、年始早々迷います(笑)
息子は『一年安鯛 鯛みくじ』、夫は『運気上昇みくじ』、私は『駒みくじ』を引きました。

全員『吉』!「まずまず良さそうな1年になるよ」ということかもしれません。
仙台グルメ
護国神社の参道にお店がいくつかあり、ちょうど小腹も空いてきました。
揚げすずめとちゅんちゅんソフト
『すずめの形をしたもみじ饅頭』、それとも『大きな人形焼』と言いましょうか。
カステラ生地に餡が入っている『すずめ饅頭』がソフトクリームに刺さっているのが『ちゅんちゅんソフト』

すずめ饅頭に衣をつけて揚げてあるのが『揚げすずめ』です。
揚げることで口がパサパサすることもなく、温かくてジューシーな感じになっていて美味しいです。
牛タン肉まん
大きな肉まんの肉餡のなかに牛タンが入っています。外は寒かったので、温かくてとても美味しかったです。

息子は『ちゅんちゅんソフト』を選んだのですが、「お父さんの牛タン肉まんが美味しかったからもっと食べたい」と追加購入していました。たぶんアイス食べて寒くなったからだね…(笑)
瑞鳳殿
お腹も満たされ、ホテルのチェックインまではまだ時間もあるので、お散歩がてら仙台城跡から瑞鳳殿まで、歩いて行きました。
…40分くらいかかります(笑)
『るーぷる仙台』というバスがあるので、利用されることをお勧めします。
瑞鳳殿は伊達政宗の御霊屋

伊達政宗は 70歳で病死。死の直前にこの経ヶ峰にホトトギスの初音を聞きに来て、「ワシが死んだらここに祀っておくれ」と家来たちに言ったとか言わなかったとか。
その遺言通り、亡くなった翌年に造立された御霊屋。つまりは伊達政宗のお墓です。
伊達政宗はどうやら癌を患っていて、かなり辛い病状の中でも参勤交代で江戸に出仕。そのまま江戸のお屋敷で亡くなったそう。
…社畜!!参勤交代、恐るべし…。
かなりのご高齢で病気を押して350キロの道のり…恐るべし…。
すずめの家紋
先ほど、神社で『揚げすずめ』を食べた時に「何ですずめ…?」と頭をもたげていた疑問が解決しました。

伊達家の家紋の1つに『竹に雀』紋があり、なるほどその家紋の中心に、先ほどのすずめ饅頭ににた雀が二羽。
ちょっと悪そうな顔がかわいいですね。
特別開帳

この日はお正月で、本殿が特別御開帳でした。
普段はこの中の伊達政宗公の木像は見られないとのことで、ラッキー✨
日本フィギュアスケート発祥の地、仙台
五色沼

明治時代に欧米からスケートが伝わり、五色沼でアメリカの先生がフィギュアスケートを子供たちに教えたことから、日本フィギュアスケート発祥の地なのだそう。

確かに凍ってる…。
人が乗るには薄そうですが、昔はもっと寒くて、厚い氷が張っていたのでしょう。
羽生結弦・荒川静香選手モニュメント
国際センター駅前にはオリンピック金メダリストの羽生結弦選手と荒川静香選手のモニュメントがあります。

さすがにお二人は五色沼では練習してなかったと思いますが、仙台から金メダリストを輩出したのは、長年フィギュアスケートが根付いているからなのですね。
観光スポットを満喫して程よく疲れた私たち、これからウェスティンホテル仙台を全力で楽しみます。
続く。

コメント